中村うさぎ「さびしいまる、くるしいまる。」(ISBN:404883794X)弟のおすすめということでメモ。弟に「お姉さんと中村うさぎはマジ似てる」と言われたんですけど、どどどの辺がでしょうか(((( ;゜Д゜)))ガクガクブルブル
そうだ、すごい今更の話題なのだけど、日暮さんの「僕がハードカバーを買わないわけ」(id:standalone:20031031#p2)に対して私がハードカバーを買うわけ。
私は好きな作家の新刊がハードカバーで出たら、間違いなく買います。新刊が出てすぐに読みたいからというのもあるけれど、半分は何ていうか、おひねりというかそういう感覚なのです。後で文庫版が出たらだいたいそれも買います。出た本が売れれば、その作家さんの次の仕事に繋がるような気がして(実際、出版社だって売れない作家の本よりも売れる作家の本を出そうと思うだろうし)。同じ理由で、好きな作家の本は古本では買わないです。もし古本で買った作家がすごく良かったら、同じ本を新品で買いなおします。そうしないと作家にお金がいかないから。あとは、「好きな作家の出したものはとりあえず全部持っとけ」みたいなコレクター心も働いているのは確か。で、中村うさぎの本を買うのは、それとは別に「この印税でもっと無茶してください」という理由があります。
その下の、CD買う買わないについてもほとんど同じ理由から。あと、好きな作曲家が音楽を担当しているCMの商品を買うのは、その商品の売り上げが伸びることによってその作曲家さんの次の仕事(=新曲が聞ける)に繋がったら嬉しいから。何ていうか、本なりCDなりを買うことによって、「私はあなた(自身)を応援していますよ」ってことを間接的に伝えたいのかもしれない。伝わらないのは百も承知だけど。
まあ、ファンの作家が少ないから出来るのだけどもね。実際ハードカバー買うのって年10冊切るし。